さてさて、昨日のエンジンオイル交換の続きになりますが、ブレーキフルードを交換していきます。
ブレーキフルードの交換に関しては、初めてになりますが挑戦していきますよ!
ちなみに予備知識としてバイクディーラーの先輩に交換方法を教えてもらってはいますので、大丈夫だと思います(^^)
目次
交換部品
ブレーキフルード
アマゾンでかなりお安く売ってます。1台だけなら500mlで十分に足ります。
国産バイクは基本DOT4ですが、自分のバイクに使用して良いフルードは事前にしっかり確認しましょうね。
その他の準備物
8mmメガネレンチ
100均で購入。
プラスドライバー
100均で購入。
4mmの耐油性チューブ
近所のホームセンターで70cmにカットしたものを購入。
ペットボトル
飲み終わったペットボトルのキャップに、チューブを差し込む穴をあけて使用。
小さく空気穴も開けておきましょう。
交換手順
まずはフロントのブレーキフルードから交換します。ダブルディスクの場合は遠い位置の左側から交換していきましょう。
フロントキャリパーにチューブを取り付け
ブレーキキャリパーに付いているキャップを外して、まずはメガネレンチを入れます。その上から画像のようにチューブを挿します。空気が入らないようにしっかりと挿します。
ブレーキフルードの周りを養生
ブレーキフルードは塗装を剥がす強力な液体なので、付着しないように養生します。画像のように付着したら困る部分にウエスなどでカバーしましょう。
もし塗装面についたら、その部分を水でよく洗い流しましょう。
フルードキャップを取り外し
プラスドライバーでタンクのキャップを外せるようにします。
プラスネジと留め具が外れます。
黒いキャップを外すと、古いブレーキフルードがお目見え。
めちゃくちゃ茶色いですね。。。
このまま作業を進めて良いですが、ウエスやスポイトでタンク内の古いフルードを抜いておくと作業が楽ですよ。タンク内が空の時にブレーキレバーを握らない限り、エアーも入ることはないです。
フロントのブレーキフルードを交換
ウエスで古いフルードを吸い取ったので、新しいフルードをフルードタンクに入れておきます。
ここから以下の手順を繰り返していきます。
1:ブレーキレバーを2、3回握って、握ったままにします。握ると手応えがあることが分かります。
2:メガネレンチでボルトを緩めます。古いフルードがチューブに出てきます。
3:メガネレンチでボルトを締めます。
1~3を繰り返して古いブレーキフルードが抜けるまで繰り返します。
作業自体は単純ですが、フルードタンクが空にならないように注意しましょう。空の状態でブレーキレバーを握ると空気が入って抜くのが面倒です。
左が終わったら同じ手順で右側のブレーキフルードも交換します。
古いブレーキフルードは、まるでウーロン茶のように茶色いです。
これで3年くらい未交換だと思います。
交換が終わったブレーキフルードは透明で非常にきれいです。画像を見れば一目瞭然ですよね。
タンクのキャップを締めて完了です。
新しいブレーキフルードの量は必ず最大の「UPPER」まで入れておきます。フルードが少ない状態で転倒した時に、ブレーキレバーを握るとエアーが入ってしまうためです。
リアキャリパーにチューブを取り付け
フロントの時と同じ要領です。
メガネレンチを入れてチューブを挿します。
リアブレーキのフルードタンクを外して養生
リアのフルードタンクは少し奥まっているかつ、キャップが外れないように金具で肯定されているので、ボルトを外して手前に持ってきます。その時に同じようにウエスで養生します。
リアのブレーキフルードを交換
こちらもフロントと同じ手順です。タンク内の古いブレーキフルードをウエスで吸って、新しいブレーキフルードを入れます。
フロントはブレーキレバーをにぎにぎでしたが、リアはブレーキペダルを踏み踏み(手で)します。
1:ブレーキペダルを2、3回押して、押したままにします。押すと手応えがあることが分かります。
2:メガネレンチでボルトを緩めます。古いフルードがチューブに出てきます。
3:メガネレンチでボルトを締めます。
1~3を繰り返して古いブレーキフルードが抜けるまで繰り返します。
ここでもフルードタンク内が空にならないように、新しいフルードを入れるのを忘れないように!
古いブレーキフルードが抜けたら、キャップを付けてボルトを締めるだけで完了です。
綺麗な色になりましたね!
交換が終わったら、いきなり走行せずにきちんとブレーキが動作するか確認してから走行しましょう!テストせず乗るのは危険です。
まとめ
YZF-R6のブレーキフルードを初めて交換しました。
ブレーキフルードは茶色に劣化していましたが、交換することで透明な綺麗な色になりました。
簡単に手に入る物で交換が可能です。
交換時の注意点は以下の通りです。
・ブレーキフルードが塗装に付かないように養生する。
・フルードタンクが空にならないように気を付ける。
・新品のブレーキフルードは最大の「UPPER」まで入れておく。
・交換後は、必ずブレーキが動作するかテストする。
ブレーキは保安部品なので、作業に自信がない方はバイク屋さんに任せてください。自分で作業する方は自己責任でお願いします。
ブレーキフルードは2年ごとの交換が推奨されていますので、長いこと交換していない人はこの機会に交換しましょうね!
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